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【おすすめアニメ】「こみっくがーるず」紹介&感想! 女の子版トキワ荘のかおすな日常!

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2018年4月~6月にかけて放送されたアニメ「こみっくがーるず」。
4人の女子高校生漫画家のアパートでの共同生活をコミカルに描いた作品ですが、いやぁ実に楽しいアニメでした。
女子高生なのにおっさんのような思考をもったかおす先生こと萌田薫子を始めとしたキャラクターたちはみんな生き生きとしていて、彼女たちが行動を起こすだけで面白いアニメとして成り立っています。

こみっくがーるずとは?

萌田薫子(P.N.かおす)15歳。職業高校生、
そして4コマまんが家!
まんが家専用の女子寮に引っ越してきた彼女は、
同室の少女まんが家の小夢やTLまんが家の琉姫、
少年まんが家の翼といった仲間に囲まれて、
今日も楽しくネームにペン入れ、仕上げ作業に徹夜作業!
かわいくて面白い、
まんが家寮生活が始まります!

こみっくがーるず公式ページより引用。

見た目は子ども、頭脳はおっさん? その名はかおす!

 僕がこのアニメを楽しめた一番の要因として、主人公のかおす先生の思考がおっさんぽくて受け入れやすかったからというのがあります。
芥川龍之介著作「あばばばば」が口癖の見た目小学生のような女子高生です。
しかし、まんがのネームが女子高生らしさにかけていたり、小夢と琉姫のお風呂での会話を聞いてニマニマしたりと、オタク趣味を考慮しても心におっさんが宿ってしまってるんですよね。
デジタ琉姫さんとかこゆメソット、ボツ焼き芋のようなダジャレもおっさんぽさに拍車をかけています。
花の女子高生としてはどう考えてもおかしいですが、おかげで身も心もおっさんの僕としては共感できるところが多くて一番好きなキャラクターになりましたね。

寮生や周りの大人たちに恵まれたかおす先生

 ネームの時点でボツをくらい続けてなかなか連載を持てないかおす先生ですが、環境にはとても恵まれています。
弱気になっているかおす先生を見捨てず力になってあげる寮生の小夢たち。
病気なうえに苦手な食べ物が多いことを知り、かおす先生のお母さんに連絡をとって家庭の味を再現してあげた寮母の莉々香さん。
いつもネームにダメ出しをしてしまうが、本当は褒めてあげたい編沢さん。
彼女たちがそれぞれの立場からかおす先生を応援する姿は時に笑いを、時に感動を与えてくれます。
編沢さんはかおす先生を本当はメンタルが強いと評していますが、こういった周りにいる人たちの暖かさがあってこそ立ち直れるんでしょうね。