29歳から始めるブログ生活

【2019年春アニメ】春アニメ10作品ちょっとだけ感想まとめ! 豊作すぎて追いきれない贅沢な悩み!

2019年春放送開始のアニメが始まってから約1ヶ月。
気がつけば元号も平成から令和へと変わりました。
毎度のことではあるのですが、魅力的なアニメが多すぎます。
話題作はおろか、僕自身が見たいアニメでさえ全て追うことができていません。

この記事では僕の頭の中を整理する目的で、継続して見ているアニメ、また気になってはいるのに視聴できていないアニメを感想を交えて列挙しておこうと思います。

継続して視聴しているアニメ

異世界かるてっと

www.nicovideo.jp

オーバーロード」「Re:ゼロから始める異世界生活」「幼女戦記」「この素晴らしい世界に祝福を!」の異世界転生アニメ4作品が一堂に会する夢のクロスオーバーアニメ。
アニメでクロスオーバーものは見たことがなく、かつ4つとも視聴済みだったのでかなり楽しみにしていました。
そしてその期待に見事答えてくれています。

オーイシマサヨシ氏作詞作曲のOP「異世界かるてっと」、ヒャダインこと前山田健一氏作曲のED「異世界ガールズ♡トーク」では4作品の主要キャラクターがキャラのまま歌ってくれます。
曲自体がとてもいいですし、この2曲だけでもクロスオーバー感があっていいですよね。
EDのキーが低すぎて「ゼロカラハジメル ジョシリョクアップ」とかなり無理をして歌うエミリア役の高橋李依氏と、最後の「それじゃまたね来週 ばーいばい」で締めるパートが大好き。

1話は作品紹介がメインでしたが、2話以降は他作品同士の絡みがどんどん増えてきます。
特に4話のアインズとターニャの元社会人コンビと、スバルとカズマの元ひきこもりコンビは1番見たかった組み合わせだったのやってくれてうれしかったですね。
感謝を。

 

鬼滅の刃

www.nicovideo.jp

ufotableによる丁寧かつ大胆な作画は惚れ惚れするほどいいですね。
特に主人公の流派「水の呼吸」から繰り出される剣技は、まるで浮世絵から飛び出してきたかのような表現で美しすぎます。
少し心情セリフが多い気もしますが、鬼になった妹を救うべく強くなろうとする炭治郎は素直に応援したくなります。

おまけのCパートにまで力が入っていて好印象なアニメでした。

 

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

www.nicovideo.jp

原点であるPC-98版の発売から実に23年の時を経てTVアニメになった「YU-NO」。
僕は10年ほど前にセガサターン版をプレイしました。
数年前にリメイクされたことは知っていましたが、まさかアニメになるとは夢にも思いませんでしたね。

平行世界を行き来しながら少しずつ明かされるストーリーは今でも十分面白いですし、デザインに至ってはしっかり現代に合わせたものになっています。
ただ、主人公の時代を感じさせる言動はそのままなので、「シュタインズ・ゲート」の岡部倫太郎のように受け入れるのに時間がかかるかもしれません。

アニメとしては原作の長さゆえにちょっと駆け足かな…… と思える部分もあります。
ただ、4話のゴミ箱やシーツの描写はサターン版以上に生々しく、亜由美さんルートでこれなら神奈ルートはどうなってしまうんだ…… と今から期待半分恐怖半分な気持ちになっています。

ちなみに鈴木このみ氏が歌うEDの「真理の鏡、剣乃ように」。
なんと2011年に亡くなられた原作のゲームデザイナーの菅野ひろゆき氏の旧名である「剣乃」ゆきひろの名前が入っているんですよね。
まさかEDで製作者リスペクトをするとは……

菅野氏繋がりですが、先日同氏が制作されたゲーム「EVE burst error」の1年後を描いた続編「EVE rebirth terror」が発売されています。

 

アニメの放送にくわえて新作ゲームも発売されるという2019年。
菅野氏本人にも見ていただきたかったですね……

 

世話やきキツネの仙狐さん

www.nicovideo.jp

平成最後にして令和最初の癒やしアニメ。
残業続きの毎日を過ごす主人公の中野を、豊穣の神様である仙狐さんが全力で甘やかすというまさに神(様が出る)アニメなんです。
家に帰ると可愛らしいキツネがいる生活。たまりませんね。
Cパートの1人称視点によるアニメも大変素晴らしいです。

トラックに轢かれれば異世界転生ができるように、ブラック企業に勤めて肉体も精神もすり減らせば仙狐さんが僕らのもとに来てくれるかもしれませんね。

……あ、でも中野って仙狐さん好みの男なんでしたっけ?
……はぁ。

 

ぼくたちは勉強ができない

www.nicovideo.jp

 複数の女の子に囲まれる伝統的なラブコメアニメ。
こちらも楽しみにしていたんですよ。
制作会社がstシルバーとアルボアニメーションという聞いたことのない会社でしたが、蓋を開けてみればしっかり楽しめる内容になっていましたね。
EDのチョークで書いたようなアニメがかわいくていいかんじ。

声優もキャラクターにとてもあった人選で、特に真冬先生役のLynn氏は彼女しかありえない、と思えるほどハマっていました。

あと、うるかの水着からはみ出た日焼けあとがちゃんと描かれていて控えめに言って最高です。

 

みだらな青ちゃんは勉強ができない

www.nicovideo.jp

まさかの「勉強ができない」被り。
ただ、主人公である堀江青が勉強ができない理由は苦手科目が壊滅的だからではなく、みだらな妄想に支配されて集中できないからみたいです。
みだらな青ちゃんとヒロイン役の木嶋拓海との会話はアンジャッシュの勘違いコントを見ているようですね。

しかし、分かりやすいライバルである高岡雅が出てくると、拓海との関係が一気に悪くなってしまいます。
原作を読んでいないため、ここからシリアスに寄っていくのか、それともギャグに戻るのか見ものですね。

それにしても、青の父親である花咲の声優が津田健次郎氏なのはずるい。
ああいう見た目がギャグそのものであるキャラクターが突然イケボを出すのは定番ですけど笑ってしまいますね。

あと、地味にOPのクオリティが高くてお気に入り。

 

ワンパンマン(2期)

www.nicovideo.jp

2015年に放送された1期から約4年ぶりの続編となった「ワンパンマン」2期。
一部のネット上では前作と比べて作画が落ちてしまったと言われていましたが、作画というかセンスや方向性が違うように思えます。
米たにヨシトモ氏演出のコミカルなOP映像がそれを主張しているかのようです。

今のところは一番見たかった動くキングやフブキが見られて満足しております。
ただ、2期は切りどころが難しいですよね。
1期はボロスという盛り上がる強敵と戦って締めていましたが、2期の場合はどこで切っても消化不良に終わってしまいそうなんですよね。
ガロウ編がひとまず完結しているONE氏の原作ならともかく、下地にしているのがガロウ編更新中の村田雄介氏の漫画ですからね。
今後の展開が気になります。

tumita29.hatenablog.com

 

盾の勇者の成り上がり(2クール目)

abema.tv

正確には冬アニメではありますが、引き続き視聴しております。
序盤は主人公の尚文の境遇に見ている僕も辛く感じていましたが、敵対関係になっている四聖勇者やメルロマルクの王族のおバカさ加減に別の意味で辛くなっていました。

特に槍の勇者の元康と第1王女のマルティの2人。
主人公にとって徹底して憎むべき存在になるかと思いきや、5話のレースで愛すべき悪役のように描かれていてちょっと戸惑いました。
マルティの策はもみ消せるとしても自分の評判を落としてしまいますし、元康の思考停止ぶりやロリコンぶりは憎悪というより嫌悪感を抱いてしまうんですよね。
どうせなら彼らを見返したときのカタルシスを高めるために、もっと狡猾なキャラクターにしてほしかったですかね。

とはいえ、ラフタリアは全話かわいいですし、尚文の盾を活用した独特な戦術は見ていて面白いです。
作画も良好で、特に16話は戦闘シーンや背動、キャラクターの仕草にいたるまで目を見張る出来栄えでした。
伝説の声優丹下桜氏の声も聞けましたし、僕としてはすでにお釣りがくるほどのアニメであると言えますね。 

tumita29.hatenablog.com

 

1話のみ視聴しているアニメ

フルーツバスケット

www.nicovideo.jp

再アニメ化に際して原作者の高屋奈月氏から「新しいメンバーで作ること」「自身の絵に寄せないこと」などを条件に制作されることになった「フルーツバスケット」。
2001年に放送された時とは違い、原作を全編アニメ化するそうです。

少女漫画が原作ではありますが、おっさんの僕でもとても見やすく作られていて、若い方にも「フルーツバスケット」の魅力が伝わるいいアニメになっているなぁと感心しましたね。

などといいつつ結局1話しか見ていないブログ主。
フルーツバスケット」は悪くないんです。
他のアニメが面白いのがいけないんです……

 

妖怪ウォッチ

www.nicovideo.jp

前シリーズではキャラクターや世界観を一新した派生作品「妖怪ウォッチ シャドウサイド」を放送していた「妖怪ウォッチ」シリーズ。
TVアニメとしては3作目にあたる今期ですが、あの1作目の主人公天野ケータと妖怪たちによるドタバタギャグアニメが帰ってくることになりました。

この子供向けらしいちょっと下品なギャグと、親御さんにしか通じないであろうパロディネタはもはや懐かしさすら感じますね。