【おすすめアニメ】まもなく2期が放送される「ワンパンマン」紹介&感想! 圧倒的な作画ってのはいいもんだ!
2015年10月~12月にかけて放送されたアニメ「ワンパンマン」。
今年の4月からは待望の2期の放送が始まります。
このアニメ最大の特徴はとにかく主人公のサイタマが最強だということでしょう。
内容としては圧倒的な作画で描かれるヒーローVS怪人という王道の中の王道です。
しかし、そのヒーローであるサイタマは作中最強の存在なのです。
そのため、どれほど強そうな相手であっても蚊以外ならワンパンで倒してしまうという出落ちのようなアニメです。
まったく苦戦しないチートすぎるサイタマではありますが、嫌われるどころかとても魅力的なキャラクターとしてしっかり描かれています。
特に深海王が出る8話と9話は必見のレベルであり、彼がただ強いだけの男でないことが分かるすばらしい回でした。
なんというか、この作品は最強キャラクターを上手く扱っているんですよね。
ワンパンマンとは?
趣味でヒーローを始めた男、サイタマ。
彼は3年間の特訓により無敵のパワーを手に入れた。だが、あまりに強くなりすぎてしまったゆえに、
どんな強敵が相手でもワンパンチで決着がついてしまう。「圧倒的な力ってのは、つまらないもんだ」
そんな平熱系最強ヒーローの前に、
今日も新たな敵が現れる。今日こそ本気が出せるのか!?
※ワンパンマンアニメ公式ページより引用
もはや映画レベル! 村田雄介の絵が動きまくる!
「ワンパンマン」の原作はONE氏のwebマンガなのですが、アニメの下地になったのは村田雄介氏によるリメイク版です。
リメイク版は高い画力のおかげで原作の「ワンパンマン」とのギャップが凄まじく、もはや別物のような作品になっています。
そんな村田雄介氏の絵を再現したアニメの作画はもはや映画の域に達しています。
最終回のボロスとの戦闘はもちろんのこと、サイボーグのジェノスの戦闘シーンはよくここまで動かせるなぁと感心してしまいます。
ヒーローを救うヒーローを描いた深海王編は必見!
前述したとおり作画のクオリティが高いアニメですが、僕が1番評価したいのは怪人の深海王が登場する8話と9話のストーリーです。
地上へ侵攻してきた深海王によって、S級ヒーローのぷりぷりプリズナーやA級のヒーローたちは次々に倒れてしまいます。
彼らより劣るであろうC級ヒーローの無免ライダーも立ち向かい、やられても諦めずに挑みますが最後には力尽きてしまいます。
そこへようやく現れたサイタマはいつものように一撃で深海王を沈めます。
深海王を倒したことで市民たちは歓喜しますが、その内の1人がC級のサイタマが倒せる怪人なのに他のヒーローは弱すぎるとバカにしだします。
「弱いのに来てもらっても困る」「他のヒーローは無駄死に」。
そんな言葉を聞いていたサイタマは突然笑い出します。
「他のヒーローが怪人の体力を奪ってくれたおかげで、すげぇ楽に倒せた。」
「倒れたヒーローたちをちゃんと診てやれよ。死なれたら困るんだよ。俺が利用できなくなるだろ。」
もともとヒーローランキングの順位の上がり方に不自然さのあったサイタマは、あっという間に評価が下がってしまいます。
一方のヒーローたちは戦ってくれたことを感謝され、面目を保つことができました。
彼のとった行動は市民だけではなくヒーローたちをも救ったというわけです。
サイタマの魅力がいかんなく発揮されており、この回が見れただけでも満足できるそんなエピソードでした。