【おすすめアニメ】「せいぜいがんばれ！魔法少女くるみ」紹介＆感想！ なにも考えずに楽しいギャグアニメを見たい人に最適！ 2期も絶賛配信中！
2017年7月にスタートし、約1年間放送されたアニメ「せいぜいがんばれ！魔法少女くるみ」。
安土桃山くるみ扮する美少女魔法少女恐竜天使戦士のプリマエンジェルが悪の組織暗黒ホエールズを相手に戦う！
……という場面を見ながらツッコミを入れる棒立ちの男子3人組の鈴木キヨシ、高橋イサム、佐藤シゲルが主人公というまったく新しい視点で送る魔法少女傍観系アニメなんですが、これがバカバカしすぎて面白いんですよ。
このアニメは魔法少女もののお約束をふざけ倒しながら、あえて雑な演出をすることで笑いを作り出しています。
次回予告の尺が足りずに言い切れない、セリフが合わせられずに吹き出してしまう、説明に「なんやかんや」や「あの……」といったふわっとした言葉を使うなど、本来であれば修正される部分がそのまま使われているんです。
尺の都合なんて監督のさじ加減次第ですからね。
どの回でもそんな調子なのでストーリーらしきものは全く進みません。
どこまでいってもプリマエンジェルと悪の組織にツッコミを入れる3人組がメインという構成に変わりありません。
そのため”雑さ”を狙いすぎていたり、同じネタを何度も繰り返したりするので本編の内容だけでは飽きやすかもしれません。
ですが、そんな本編の合間に配信される「せいぜいがんばれ！魔法少女くるみの中の人」という番組の存在がとても大きい。
本編以上に尺をつかって、出演者が本編を見ながらコメントしたり、テーマにそってトークしたりと、バラエティ番組のような感覚で見れるんですよね。
アニメ本編とオーディオコメンタリーバラエティ、この2つが組み合わさることで頭をからっぽにして楽しめる良質なギャグアニメになっています。
続編である2期ともどもYouTubeでも無料配信されていますが、残念ながら中の人の方は配信されていないようです。
dアニメストアのような見放題コンテンツでは配信されているようですので、本編が気に入った方は加入してみてもいいかもしれません。
少なくとも僕は熱烈におすすめします。
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